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フロリダ州で二人の娘を子育て中&ワーキングマムのだいありーです。10歳の娘はGifted。7歳の娘は自閉症。GiftedとASD、Special Educationの子育てに奮闘中!


by pixidust


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ヘイリーが始めた新しいセラピー

週1回、1時間のセッションが4回終わりすでにすごい効果が出てきています。

気付いた事を覚え書き。

*単語ではなく、フルセンテンスで話す事が多くなった。
*相手の目を見て話す事が増えた。
*表情が豊かになった。
*スピーチセラピーでの集中力が増し、集中する時間が長くなった。
*車で移動中、周りの景色、見えるものについてのコメントが増えた。
*全体的にハッピー
*私が悲しそうな顔をしていたら、「Mama,Sad」と自発的に言った。(自閉症は人の感情や表情を読むスキルに欠ける)
*目・まゆ・鼻・口・耳・髪の毛と全てのパーツがそろった顔を自発的に描いた。(塗り絵は大好き、数字や文字は良く書くが、いわゆる「お絵かき」は自発的にしなかった)
*親やセラピストの指示に1回で従うようになった。
*トランジッションが以前よりさらにスムーズになった。


など。

最近脳についての本も読んでるけど、脳って本当に面白い。
このリスニング・セラピー、自分の機材を買ったら私もしてみよう。
ボケ防止になるかな?
脳は年に関係なく訓練すれば新しい回路がつながるそうです。

ヘイリーの目覚しい変化に一番驚いているのが、リスニング・セラピーをしてくれているLさん本人と、スピーチ・セラピストのJさん。Lさんは、プログラムの本社でやっているセミナーで、ヘイリーのセラピーに対する反応を報告すると言っていたし、Jさんは自分の息子さんにもやらせたいと言っていた。

昔から私は耳と言葉は密接な関係にあると思っていた。
でも、言葉だけでなく、脳は三半規管を通して色々な情報をプロセスしているので、行動や感情などにも影響がある。

ヘイリーがやっている最初のプロトコールは、主にチャント。そう、あのグレゴリアン・チャントや、お経のような曲です。面白いと思ったのは、ヘイリーは低音域に良く反応するようで、これが大好き。集中力が高まるようです。
なぜ、ヘイリーが男性にいい反応を示すのかがこれでわかった。声が低いから。超低い声のグランパなんて大好きだもの。

次のセッションが楽しみ
# by pixidust | 2010-07-17 12:30 | iLS
発達障害専門の小児科医、Dr。Lから紹介してもらったUCFのCommunication Disorder Clinic.
スピーチセラピスト(SLP)になるため、修士号を目指して勉強している大学院生が、安価でスピーチセラピーを行ってくれる場所です。大学院生の「Clinician」にはそれぞれSLPの資格を持ったインストラクターがついていて、その監視の下セッションは行われます。

ヘイリーはここで去年の9月秋学期からセラピーを受け始めました。
一時間のセッションで$27ドル(収入によるスライド制)は、SLPの30分$40に比べれば破格の値段ですが、やはりまだ院生、最初は絶対にヘイリーに翻弄されます。でも、3回目、4回目ぐらいになってくると、まあ内容のあるセッションにはなって行きました。

ところが、この夏の学期は・・・・・クライアントとのセッションはこれが始めてという院生。
最初からヘイリーの一人舞台。イスにも座らないなど、完全にあなどられていました。
インストラクターが介入に入ったりする事もしばしば。
そして、5回目となる今週のセッションで何とか、少しプラン通り進むようになって来ました。
うーん、この落ち着きの無さ・・・・リスニング・セラピーで何とかならないかしら。

と、それはさておき。

ここに来るメリットは、知識豊富なインストラクターの人に色々質問をぶつけて教えてもらえる事。
今日は、研究論文のコピーを3部もらいました。
ヘイリーの最大の問題点でもあるのが「Echolalia」、「おうむがえし」とも言われますが、言われた事をそのままリピートしてしまうものです。そのEcholaliaを治すためのテクニックについて、そして、Echolaliaの種類について(3つあります)の論文。さらに、読解力とは関係なく、読む事をまず教える事の大切さについて。担当のインストラクターはSLPの世界には珍しい男性。私の意欲を汲んでか、色々情報を教えてくれます。

ただ、このUCF家からは車で45分。
これまではABAのついでに行くことができましたが、この秋からは学校のスケジュールがつまるので続ける事が難しそう。本当は続けたいのですが、どうなる事か。
# by pixidust | 2010-07-09 12:02 | Speech

地元のサポートグループ

数週間前、同じ職場の人で住んでいる場所も比較的近い自閉症の娘さんのいる方から、奥さんの友達がプリスクールのサポートグループを発足したと聞き、早速仲間に入りました。
Meetというウェブサイトでグループのページがあり、そこでディスカッションがあったり、情報交換があったり、プレイデートの予定を立てたりしてます。

グループの主だったメンバーが始めて一同に会したのが先日のブレックファスト。
みんな熱心で良い人ばかり。やっぱりサポートグループの力はすごい。みんなが集まれば、IEPに詳しい人、Biomedicalに強い人、ABAに強い人、法律に強い人などなど、それぞれの強みでさらにパワーアップ。すでに非営利団体のグループを発足すると言う話にまで発展しています。

ASGOはメンバーが地理的にかなり広範囲なのに対し、このグループはオレンジ郡の西側が中心なので、学校の話もしやすい。ASGOだと郡が違ってサービスなども異なるので、有効な情報を交換できなかったりする。今は15人ほどのメンバーだけど、絶対どんどん増えるはず。そうすれば、どこの学校のどの先生が良いとか、どこのセラピストが良いとか、かなり具体的な情報が得られるはず。

ウエスト・オレンジASD、また頼もしい味方が出来ました。
# by pixidust | 2010-07-09 11:34 | ASGO/サポートグループ
ヘイリーが最初に行ったスピーチセラピストは「Old School」とでも言うのだろうか、
絵の描いてあるセラピー用の本を使い、全くヘイリーの興味をそそる事ができなかった。
保険が利かないことが分かり、それなら家に近いかもっといい人を、とたどり着いたのがJさんだった。
友人の息子さんが、おなじオフィスの別のセラピストさんに診てもらっているので、その紹介で。
Jさんは、最初ドールハウスを使いヘイリーと遊ぶようにしてセッションを始めた。「IN」や「OUT」だけの表現から始まったが、今では動詞も入ったセンテンスを使えるようになった。まだ3-4語のフレーズだが、それでもかなりの成長である。
多い時は週2回30分のセッションをしていたが、お金が続かないので週1回ペース。
それでも、続けてきた甲斐があり、ヘイリーとJさんの信頼関係は確立しているようだ。
先月は初めて、ヘイリーの苦手なスタンダードテストを完了する事ができ、3歳台までレベルアップしている事がうかがえた。

今日のセッションは、インターンのAさんも一緒で、ベビーシッターがおらず来ていたJさんの息子、F君と一緒にゲームをしたり、とても内容の濃いものだったらしい。Jさんも、ここ数ヶ月で1番の集中力と参加意欲が見られたとうれしそう。これは、もしかしてiLS(別記)の効果?
昨日は、UCFの大学院生がヘイリーをイスに座らせる事もできなかったのを考えると、この差は一体何なんだ?やはり、経験のようだ。UCFでのビデオをJさんに見せると、「みんな最初はこうなのよね・・・」と懐かしそうに(?)いってた。

Jさんという良いセラピストに出会えて良かった。
そして、同じ母親という立場で、Jさんと信頼関係を持つ事ができた私も幸せである。
# by pixidust | 2010-06-26 08:38 | Speech
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学校も終わり、しばらくするとサマーキャンプが始まるので、その間にみにバケーションを、と、
知り合いがマネージャーをしているリゾートに2泊で遊びに行ってきました。
車で1時間半、以前にも行ったことがありますが、リゾート内にウォーターパークがあり、プライベートビーチもあるとてもいいところです。

ヘイリーは初めて、ビーチで素足になって歩いてみました!
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お友達家族も2日目から合流。
キッチンつきの3BRだったので、食事も部屋で取りリラックス。
今度はもっと長くバケーションで来たいな。
# by pixidust | 2010-06-11 13:46 | 家族行事